勉強法・試験に向けた準備
2019年11月05日
【司法修習】二回試験
11月になり、司法修習生にとっては、二回試験に向けてピリピリしてくる時期になりました。
落ちることはないと言われても、現実に落ちる人もいるわけで、そうなると内定している進路もパーになる可能性も高く、不合格率以上のプレッシャーがあるのは間違いない二回試験…
また、おそらく、人生でこれだけの量の文字を書くこともないだろうという最後の機会になります。
二回試験は、基本的には落とさない試験なので、司法研修所で講義を受けた内容や、導入、集合修習の起案で出題された内容からしか出題されないと考えて大丈夫です(それ以外から出題されても、ほとんどの人ができないので、合否に関係ありません。司法試験と同じですね。)。
これまで修習で、特に司法研修所でやってこられたことを見直して臨めば大丈夫です。
落ちることはないと言われても、現実に落ちる人もいるわけで、そうなると内定している進路もパーになる可能性も高く、不合格率以上のプレッシャーがあるのは間違いない二回試験…
また、おそらく、人生でこれだけの量の文字を書くこともないだろうという最後の機会になります。
二回試験は、基本的には落とさない試験なので、司法研修所で講義を受けた内容や、導入、集合修習の起案で出題された内容からしか出題されないと考えて大丈夫です(それ以外から出題されても、ほとんどの人ができないので、合否に関係ありません。司法試験と同じですね。)。
これまで修習で、特に司法研修所でやってこられたことを見直して臨めば大丈夫です。
homusyusa at 10:00|Permalink│Comments(0)
2019年06月30日
【司法試験予備試験】論文試験頑張ってくださいね
予備試験の論文試験まで、あと2週間となりましたね。
受験される方は、どのようなお気持ちで日々過ごされてありますか。頑張ってください。
私個人の話ですが、司法修習まで終えて振り返ってみると、最大の難関、天王山ともいうべきは、やはり予備試験の論文試験でした。とても懐かしいです。
そして、私の住む地域特有の気候かも知れませんが、湿度が高く、モワッとした暑さを感じると、ああ、論文試験が近付いてきたんだなぁ、と実感します。
受験される方は、ツラい勉強の日々をお送りでしょうが、これがいつの日か良い思い出に変わる日が訪れます。
最後まで、悔いのないようにご準備されてください。
受験される方は、どのようなお気持ちで日々過ごされてありますか。頑張ってください。
私個人の話ですが、司法修習まで終えて振り返ってみると、最大の難関、天王山ともいうべきは、やはり予備試験の論文試験でした。とても懐かしいです。
そして、私の住む地域特有の気候かも知れませんが、湿度が高く、モワッとした暑さを感じると、ああ、論文試験が近付いてきたんだなぁ、と実感します。
受験される方は、ツラい勉強の日々をお送りでしょうが、これがいつの日か良い思い出に変わる日が訪れます。
最後まで、悔いのないようにご準備されてください。
homusyusa at 01:28|Permalink│Comments(0)
2016年10月13日
【司法試験予備試験】私の経験に基づく口述試験の流れ(2日目午前・刑事)
1日目の民事のデキが散々だったので,本気で2日目を放棄して家に帰りたいと思ったが,90%合格する試験なので,とりあえずバッターボックスには立とう,と思い,試験会場に向かう。
昨日の経験から,結構早めに受付をしてくれることが分かったので,少し早めに会場入りする。前日同様、新浦安駅からは歩いて会場に向かった。集合時間の30分前だったと思う。半分弱くらい,受験生が集合していた。
●室4番となった。2日続けて,順番はいいと感じる。
以下,時系列。
8:35 体育館にて全体説明開始
9:20 1番呼ばれる。
9:35 2番呼ばれる。ここまでは,全室,同じタイミング。
10:00 3番が呼ばれ出す。部屋ごとに,バラバラ。進みが早い部屋と遅い部屋の差が出始める。特に,民事は早い。
10:35 4番が呼ばれ出す。2日目も自分の部屋は進みが遅い。
10:45?自分が呼ばれる。前日同様、渡り廊下を通って待機室に移動する。ここで,再度,係員の方に告げて、トイレに行く。待機室は、1日目の民事の際は比較的小さな『部屋』だったが、2日目の刑事の際は談話スペースのようなところをパーテーションで区切って待機室としているような感じだった。人数やパイプ椅子に座って待機することは、1日目と同じ。
11:00 試験室に呼ばれる。部屋の前まで連れていってもらい、入室する。昨日と同じ流れなので、今日は心の準備もキチンとできていた。
試験室は,昨日と同様,ビジネスホテルの1室のような感じ。
試験官は,主査が40歳前後?、東京弁のすらっとした感じの女性。
11:25 試験終了。試験室を退出する。
その後、12時半か13時頃まで、会議室のようなところで、受験生全員で待機する。午後の組との接触をさせないようにするための措置と思われる。
時間になり、帰っていいと言われたため、係員の方に案内され,会場を出る。
2日目は、問題が簡単だったからか、雰囲気に慣れたからか、すんなりいった。1日目よりも断然気分は良く、1日目はダメ(59点)だったとしても、2日目は合格点(60点)で、何とか合格に引っ掛かってくれないか、と祈った。
その後、12時半か13時頃まで、会議室のようなところで、受験生全員で待機する。午後の組との接触をさせないようにするための措置と思われる。
時間になり、帰っていいと言われたため、係員の方に案内され,会場を出る。
2日目は、問題が簡単だったからか、雰囲気に慣れたからか、すんなりいった。1日目よりも断然気分は良く、1日目はダメ(59点)だったとしても、2日目は合格点(60点)で、何とか合格に引っ掛かってくれないか、と祈った。
homusyusa at 22:55|Permalink│Comments(0)
【司法試験予備試験】私の経験に基づく口述試験の流れ(前日〜1日目午後・民事)
〈前日〉
交通機関の遅延などで受験できない、などということがないように、前日に東京入りし、会場の下見に行った。
当日、余計な心配をしないために、下見はしておいた方がいいと思った。
会場前でうろうろしていたら、警備員が近寄ってきたので、慌てて退散。敷地内には入ってないのに…
もちろん酒は飲まず、ホテルに帰って最後の復習をして、早めに就寝する。
<1日目>
短答、論文の経験から、あまり早く会場に到着しても外で待たされる、ということがあったので、11時には新浦安駅に到着していたものの、新浦安駅内のスタバで時間を潰し、歩いて会場に向かい、午後の集合時間12時の10分前に到着。会場入口には、受付を待つ受験生の列ができていた。係員の方が「皆さんの受付は、約束されていますので~、ご安心を~」と言っていたが、会場(体育館を全体の待合場所としている。)に入ると、既におよそ4分の3の受験生は到着していた。結構、集合時間って厳密なんだ、みんな真面目だな…と感じた。
●室3番ということで、試験の順番としては悪くないという印象。順番は、先着順などではなく、既に決められていた。13室まである。計算すると、1部屋で16人程度が受験し、午前は6人、午後は10人、1人当たり30分で計算してあるみたい。
トイレに行くことは可能。情報漏えい等を防ぐためか、係員の方に告げて、連れて行ってもらう感じ。
以下、時系列。
12:00 体育館にて全体説明開始
12:50 1番呼ばれる。
13:10 2番呼ばれる。ここまでは、全室、同じタイミング。
13:20 3番が呼ばれ出す。部屋ごとに、バラバラ。進みが早い部屋と遅い部屋の差が出始める。
13:35 自分が呼ばれる。民事・刑事を含め、進行が一番遅い部屋なので、嫌な予感がする。比較的長い渡り廊下を通って、別棟の待機室に移動する。待機室では、各室、1人ずつ待機させられているので、13人が待っていることになる。用意されたパイプ椅子に座って待機する。ここで、再度、係員の方に告げてトイレに行く。
14:00?試験室に呼ばれる。試験室前で、もうワンクッションあるかと思ったが、引率された係員の方に「さあ、どうぞ。」と言われ、あまり心の準備もできないまま入室することに。いきなり試験開始する。
試験室は、ビジネスホテルの1室のような感じ。会場自体、法務省の研修施設なので、宿泊研修の際の宿泊室なのではないか、と推測。
試験官は、主査が白髪、眼鏡、痩せ型の年配の男性。威圧してくるような感じはないものの、笑顔などはない。副査は、40歳前後?の男性。
*口述試験中のやり取りはこちら
14:25 試験終了。試験室を退出し、係員の方に案内され、会場を出る。
試験の手応えは最悪。本当に落ちたと思ったし、全く思う通りに答えられなかったので、相当落ち込む。また、口述試験という慣れない経験だったからか、ぐったり疲れる。
ホテルの部屋に戻り、気持ちを切り替えて2日目の刑事の復習を行い、早めに就寝する。
交通機関の遅延などで受験できない、などということがないように、前日に東京入りし、会場の下見に行った。
当日、余計な心配をしないために、下見はしておいた方がいいと思った。
会場前でうろうろしていたら、警備員が近寄ってきたので、慌てて退散。敷地内には入ってないのに…
もちろん酒は飲まず、ホテルに帰って最後の復習をして、早めに就寝する。
<1日目>
短答、論文の経験から、あまり早く会場に到着しても外で待たされる、ということがあったので、11時には新浦安駅に到着していたものの、新浦安駅内のスタバで時間を潰し、歩いて会場に向かい、午後の集合時間12時の10分前に到着。会場入口には、受付を待つ受験生の列ができていた。係員の方が「皆さんの受付は、約束されていますので~、ご安心を~」と言っていたが、会場(体育館を全体の待合場所としている。)に入ると、既におよそ4分の3の受験生は到着していた。結構、集合時間って厳密なんだ、みんな真面目だな…と感じた。
●室3番ということで、試験の順番としては悪くないという印象。順番は、先着順などではなく、既に決められていた。13室まである。計算すると、1部屋で16人程度が受験し、午前は6人、午後は10人、1人当たり30分で計算してあるみたい。
トイレに行くことは可能。情報漏えい等を防ぐためか、係員の方に告げて、連れて行ってもらう感じ。
以下、時系列。
12:00 体育館にて全体説明開始
12:50 1番呼ばれる。
13:10 2番呼ばれる。ここまでは、全室、同じタイミング。
13:20 3番が呼ばれ出す。部屋ごとに、バラバラ。進みが早い部屋と遅い部屋の差が出始める。
13:35 自分が呼ばれる。民事・刑事を含め、進行が一番遅い部屋なので、嫌な予感がする。比較的長い渡り廊下を通って、別棟の待機室に移動する。待機室では、各室、1人ずつ待機させられているので、13人が待っていることになる。用意されたパイプ椅子に座って待機する。ここで、再度、係員の方に告げてトイレに行く。
14:00?試験室に呼ばれる。試験室前で、もうワンクッションあるかと思ったが、引率された係員の方に「さあ、どうぞ。」と言われ、あまり心の準備もできないまま入室することに。いきなり試験開始する。
試験室は、ビジネスホテルの1室のような感じ。会場自体、法務省の研修施設なので、宿泊研修の際の宿泊室なのではないか、と推測。
試験官は、主査が白髪、眼鏡、痩せ型の年配の男性。威圧してくるような感じはないものの、笑顔などはない。副査は、40歳前後?の男性。
*口述試験中のやり取りはこちら
14:25 試験終了。試験室を退出し、係員の方に案内され、会場を出る。
試験の手応えは最悪。本当に落ちたと思ったし、全く思う通りに答えられなかったので、相当落ち込む。また、口述試験という慣れない経験だったからか、ぐったり疲れる。
ホテルの部屋に戻り、気持ちを切り替えて2日目の刑事の復習を行い、早めに就寝する。
homusyusa at 22:51|Permalink│Comments(0)
2016年02月06日
【司法試験・予備試験 社会人受験生】細切れ時間を有効に使った勉強(具体的に!!)
社会人受験生は、時間が限られているので、有効活用しないといけない、と(呪文のように)よく言われます。
平日に、十数時間勉強する、ということは、まず無理です。
休日だって、色々とあります。勉強しろよ!というツッコミも聞こえてきそうですが、人付き合いも大事ですしね…
ということで、平均して、コンスタントに4時間も勉強時間が取れれば、かなり頑張っている方じゃないか、と私は思います(直前期は、休日は、もっと増えるとしても。)。
そこで、私は、通勤時間中や職場での昼休みの15分とか20分を、有効に使うように心掛けていました。今も、そうです。
具体的には、ある程度短時間でも完結するようなものに取り組む、という形で、有効活用していました。まず、短答過去問です。次に、百選潰しや、論証集確認です。
短答過去問は、慣れてくれば、1問当たり2分弱で解けますので、20分あれば10問くらいは解けるという計算になります。また、短答の試験における位置付け(足切りに過ぎない)を考えれば、机に向かってガッツリ取り組むのは、何かもったいないような気すらします。
何より、通勤行き帰りと昼休みで、20分×3で1時間、1か月で30時間(休日を含みますが。)にもなります。これだけあれば、結構なことができます。
こうして、メリハリもつけることで、机に向かって、ある程度腰を据えて検討する必要がある論文過去問などにも集中的に取り組む時間も捻出できた、と感じていました。
社会人受験生は細切れ時間を有効活用しないといけない、とはよく言われますが、じゃあ具体的には??ということで、アップしてみました。
電車や職場で変な目で見られることもありますが(笑)まあ、みんな、そんなに人のことには興味ないでしょうし、一生続くわけでもないので、どうせ忘れてしまいます。
平日に、十数時間勉強する、ということは、まず無理です。
休日だって、色々とあります。勉強しろよ!というツッコミも聞こえてきそうですが、人付き合いも大事ですしね…
ということで、平均して、コンスタントに4時間も勉強時間が取れれば、かなり頑張っている方じゃないか、と私は思います(直前期は、休日は、もっと増えるとしても。)。
そこで、私は、通勤時間中や職場での昼休みの15分とか20分を、有効に使うように心掛けていました。今も、そうです。
具体的には、ある程度短時間でも完結するようなものに取り組む、という形で、有効活用していました。まず、短答過去問です。次に、百選潰しや、論証集確認です。
短答過去問は、慣れてくれば、1問当たり2分弱で解けますので、20分あれば10問くらいは解けるという計算になります。また、短答の試験における位置付け(足切りに過ぎない)を考えれば、机に向かってガッツリ取り組むのは、何かもったいないような気すらします。
何より、通勤行き帰りと昼休みで、20分×3で1時間、1か月で30時間(休日を含みますが。)にもなります。これだけあれば、結構なことができます。
こうして、メリハリもつけることで、机に向かって、ある程度腰を据えて検討する必要がある論文過去問などにも集中的に取り組む時間も捻出できた、と感じていました。
社会人受験生は細切れ時間を有効活用しないといけない、とはよく言われますが、じゃあ具体的には??ということで、アップしてみました。
電車や職場で変な目で見られることもありますが(笑)まあ、みんな、そんなに人のことには興味ないでしょうし、一生続くわけでもないので、どうせ忘れてしまいます。